第17回(2015年度)住居の会奨励賞

今年は2団体の応募がありました。
11月28日の回生幹事会で選考が行われ、どちらの活動もぜひ応援したいとのことで、両者の受賞となりました。
受賞された16回生吉田紗栄子さんと45回生(院18回生)式地香織さんには、今年7月(予定)の総会にて、お話を伺う機会を設ける予定です。

■NPO法人高齢社会の住まいをつくる会■

yoshida_b16回生吉田紗栄子さん
活動の目的:4人のバリアフリー設計を専門としてきた建築士が、高齢者や障碍者の住まいづくりに携わる全国の実務者に呼びかけ、専門家集団として2001年に発足。目的は、一般の人々に向けて高齢期の主な生活の場となる住まいの大切さを伝えること。そして、クライアントの身体状況にあった質の高い住まいを設計することができるような専門家のスキルアップをはかること、である。
住宅相談をはじめ、専門家の紹介、講師派遣、セミナーや視察、出版や取材を通じた広報啓発など、東京を本拠地として全国で多岐に渡る活動を展開。専門家の層を厚くするため、2012年からは建築だけでなく異業種に携わる若手を対象としたシリーズの講座(初級コース)を開講。従来のバリアフリーから、年齢に関係なく、生活の質とバリアフリーの考え方を融合した新しい考え方を提唱し、セミナーなどを通じて普及に努めている。また、従来のバリアフリー基準の見直しにも着手しており、世界に先駆けて超高齢社会を迎える日本だからこそ、障碍や加齢によるハンディキャップを住まいの側面から解決するべく、活動を続けている。
http://www.kourei-sumai.com

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1964年東京パラリンピックから新・バリアフリー1964年東京パラリンピックから新・バリアフリー

■コドモチョウナイカイ■

shibaurahouse (24)*事務局代表 式地香織さん(45回生、院18回生)
活動の目的:2014年9月に発足した事務局はデザイナーと幼児教育の専門家で構成され、デザインの力で子ども・家族・地域をつなぎ、育むこと、デザインの持つ力を次世代に伝えることを目指しています。
今年は2015年度シバウラハウスフレンドシップ企画、平成27年度港区分か芸術活動サポート事業助成対象プログラムとして、妹島和世さん設計のシバウラハウスにてワークショップを開催し、12月12日(土)には「コドモチョウナイカイまつりSHIBAURAどうぶつえん」を開催しました。
http://www.facebook.com/kodomochounaikai

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