【開催報告】オンライン交流会「建築と生きる」
第4回オンライン交流会が、去る9月10日、「建築と生きる」と題して、それぞれの分野でご活躍中の卒業生に、住居学科での学び、建築への携わりによって、現在のキャリアに繋がっていった過程での気づき、出会い、そして迷いや取組みなどを、熱く語っていただきました。
当日のダイジェスト動画を是非ご覧ください!(約1分30秒)
建築を幅広い視点でとらえ、暮らしの文化から建築を捉えるキュレーターのギャラリーエークワッドの岡部三知代さん、貴重な住宅遺産の保存・継承・活用に力を注がれていらっしゃる住宅遺産トラストの木下壽子さん、アトリエ事務所での経験もベースに、これからの心地よさ・豊かな営みに繋がるデザインを若い2人で目指すアトリエモタカの罍彩子さんと高原真央さん。大変魅力的な方たちのお話を伺いました。
平田先生、薬袋先生、江尻先生、ゲストの関西学院大学の荒木先生にご参加いただき、パネラーの皆さん・先生方・三木会長によるパネルディスカッション、そして参加者全員によるグループトークも行われました。参加者の皆さんは、大いなる刺激とエネルギーを得るとともに、ご自身について思いを寄せられたのではないでしょうか。
“今年は、2024年度に開設予定の(仮称)建築デザイン学部についての意見交換もあり、住居学科ならではの学びの大切さと新設学部への期待など、将来に向けてのあり方を考えるよい機会になったと思います。
あっという間の2時間で、もっとお話したかったと思うような楽しくて充実した交流会でした。”
後日、パネラーの木下さんから、以下のようなメッセージをいただきました。
「家政学部住居学科から建築デザイン学部になるとのことで、建築を志す外部の優秀な学生さんが入ってくださる可能性は高まると思います。
住居学科の良き伝統を残しながら、より開かれた、より国際的な学部になることを願います。英語で授業をするコースを設け、妹島さんをはじめとする世界を代表する建築家が教えてくださる環境が整えば、海外から日本女子大の建築デザイン学部を目指す人も増えると思います。
(日本の建築は海外では高い人気、国際的に見て授業料が安い、日本に住みたい外国人は多い!IB:International Baccalaureate=国際バカロレアで入学できるコースがあっても良いかもしれません。)
また、日本女子大から海外に留学あるいは活躍する学生が増えると嬉しいです。」
今後さらに多くの方に交流会にご参加いただきたいと思っております。
(企画係 30回生 長谷川由紀)(2022/09/18記)
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