第15号 関口 裕子 (10回生)

関口裕子(10 回生)  染色家 太平洋美術会染織部会友

作家略歴

1960日本女子大学家政学部生活芸術科(住居専攻)卒業
CDSカラーデザインスクール修了
1960.4 ~1961.10 東京大学工学部建築学科研究生
1969~1992 絵更紗(染色)を故竹田十路氏に師事
1977~1992 横浜高島屋画廊、銀座松屋画廊に額、屏風、着物、帯などを出品
1991.4日本女子大学創作工芸会会員
1995~ろうけつ染めを大澤敏氏に師事
1997第1回個展を銀座松崎画廊で開催。以後同所で2000,2002年に開催
1998.5太平洋美術会染織部門に初出品し入選。以後、毎年入選
2001.5~太平洋美術会染織部会会友
2001.5第1回「すみの会」展に額を出品
2002.5太平洋美術会創立100周年記念展にて道芳賞受賞
2002.9太平洋美術会東京グループ展にて佳作賞受賞
2003.5第2回「すみの会」展に額を出品
2004.5太平洋美術会第100回記念展にて太平洋美術会奨励賞受賞
2004.8太平洋美術会染織部50周年記念展(ニューヨーク・ソーホー)出品

top15ws表紙の作品 題名 「 悠久 」  着物   第98回太平洋展で道芳賞受賞 イタリア北部の都市ラヴェンナにあるガラ・プラチディア霊廟の中のモザイク装飾に感動して模様を作り上げました。いも版とろうけつ染めの手法で染めたものです。

 

002s題名 「 ドゥオーモの夜 」  額   第97回太平洋展出品作品 イタリア、フィレンツェのドゥオーモ(大聖堂)の風景をのり描きといも版で仕上げました。

 

 

題名 「清心」  額   第100回記念太平洋展で太平洋美術会奨励賞受賞 001sベルギー、ブルージュのブルグ広場に面して建つ聖血礼拝堂内部の東洋風色彩と構成に魅せられ、世界の平和を願って作りました。のり描き、ろうけつ染め、いも版の手法をつかっています。