展覧会のご案内「平田晃久―人間の波打ちぎわ」練馬区立美術館

今、練馬区立美術館で「平田晃久―人間の波打ちぎわ」が開催中です。

平田晃久氏は2022年に日本建築学会賞を受賞した「太田市美術館・図書館」や最近ではハラカド(東急プラザ原宿)の設計等で話題となっています。
住居の会では第11回林雅子賞選定会の選定委員をお引き受けいただいたこともあり、以前から注目していた方も多いかと思います。

この展覧会では平田氏の20を超える作品が模型やインスタレーションと共に紹介されています。
1章目は「からまりしろ」(絡まる+白(=余白)の意味ー平田氏の造語だそうです。)2,3章は「響き」のコンセプトの作品が並びます。

自然の中の偶然によって生みだされたものと、土地の歴史や人間の活動が複雑に組み合わさりなじんで作り出された造形や空間は、建築の可能性や奥深さを考えさせられます。

また、会場の処々に配された平田氏自身が展覧会を案内する映像で更に理解と興味が深まります。

展覧会会場の練馬区立美術館も2028年に平田氏設計の練馬区立美術館・貫井図書館に生まれ変わる予定です。現在進行中プロジェクトの展示にもワクワクです。

又、会期中、講演会、ギャラリートーク、ワークショップなども開催されています。
是非チェックしてみてください。


◆会場 練馬区立美術館(最寄り:西武池袋線 中村橋)
◆会期 2024年7月28日(日)~9月23日(月・休)
◆休館日 月曜日
※ただし8月12日(月・休)と9月16日(月・祝)は開館、翌8月13日(火)と9月17日(火)は休館
◆開館時間 10:00~18:00 ※入館は17:30まで
◆詳細 練馬区立美術館WEBサイト→リンク

練馬区立美術館・貫井図書館模型

 

2024年8月 広報係