村上(旧姓:鈴木)久美子さん(39回生)から出版のおしらせです。
文は村上さん、絵はしらかわみかさん(村上さんの「ねころ文庫」のスタッフの方)の乳幼児向けの絵本です。
優しく温かい文や絵で癒されたい方にお勧めです。
お孫さんやお子さんへのプレゼントにもぴったりです。
Amzonのサイトでも購入できますよ。→リンク
<村上久美子さんより>ねころ文庫と「あきのおさんぽ」の紹介

2024年7月、自宅の一室に絵本図書室『ねころ文庫』を開設しました。絵本翻訳家の石井桃子さんが東京荻窪の自邸に開いた『かつら文庫』を継承したいと長年思っていました。育児、介護を終え、時が来たりと、築50年の茶室に絵本を1000冊程並べました。子ども達に数寄屋造りや畳を体感してほしい気持ちもありました。お陰様でお向かいが幼稚園というのもあり、火・木・土曜日の午後は園児と親御さんでいつも賑やかです。本は貸し出しもしています。
ねころ文庫の名前通り、猫たちが居ますし、寝転ぶ子どももいます。とても温かい空間になっています。文庫では、かるた、すごろく、積み木、そして工作と遊ぶことも出来ます。
子ども達の流行りは、おうち作りと絵本作り。厚紙で2階建てのドールハウスを作って折り紙でテーブルや椅子、シャンデリアまで作ります。住居学科時代の模型作りがこんな時に役に立つなんて!
絵本は趣味として、友人に絵を描いてもらいながら、何冊か手作りしていましたが、今回きちんと形に残したくなり、ソフトカバーですが自費出版致しました。
近年、中川李枝子さん、山脇百合子さん、せなけいこさん、いわむらかずおさん等、昭和の絵本作家さんがこの世を去り、寂しい気持ちと共に、どうにか「美しく温かい日本語」を継承したいと思ったのがきっかけです。
年々短くなっていく『秋』という素敵な季節をぜひ絵本で楽しんでいただけたらと思っています。
2025年11月掲載







