【開催報告】⽣活デザインシリーズ①「コーディネートのお仕事」

【若い世代を応援するプロジェクトが新しく始まりました!】

住居の会 若⼿応援プロジェクト 第⼀弾企画として、2021 年 8 ⽉ 24 ⽇(⽕)に⽣活デザインシリーズ①「コーディネートのお仕事」が開催されました。

若⼿応援プロジェクトチームでは、準会員及び 20 歳代、30 歳代の会員を主な対象とし、各分野で活躍されている OG のご協⼒を頂きながら、将来の⾃分についてイメージを膨らませたり、具体的なビジョンを描いたりするためのサポートになるような企画を考えていきます。

今回は、尾﨑裕⼦さん(インテリアコーディネーター/38 回⽣)⼭﨑佳⼦さん(フラワーコーディネーター/46 回⽣)をお招きし、コーディネートという共通のお仕事について、今のお仕事に辿り着くまでの経緯、そしてこれからのことなどのお話などを伺いました。

お⼆⼈のお話は⼤変魅⼒的で、コーディネートのお仕事に興味のある⽅、インテリアに興味のある⽅、また将来の仕事についていろいろと考えている⽅に⼤変参考になったことと思います。

⼈⽣の転機とは、まず勇気を持って⾃ら⼀歩踏み出してみること、その先に新しい出会いがあり、未来が開けていくのだという⼒強いメッセージをお⼆⼈に頂くことができました。参加された⽅は⼤変勇気付けられたのではないでしょうか。
学⽣さんをはじめ、若い会員さんに多数参加して頂けたのは、嬉しいことでした。

■参加された⽅の感想

参加された⽅にアンケートにお答え頂き、感想を頂きましたのでご紹介致します。
リンク→参加者からの感想(アンケートより)

当日の様子(学生の皆さんはビデオオフで参加されています)


■パネラーへの質問と回答

参加された⽅から頂いた質問で、当⽇お答え頂けなかったことや感想を、後⽇
パネラーの⽅にご回答頂きました。

<尾﨑裕⼦さん>

Q1. 今後新しくチャレンジしてみたいことはありますか?
A. インテリアをより深く勉強したいと考えています。出来ることなら、海外(イギ
リス)でデザインの勉強をしてみたいです。まずは語学から勉強し直さないとい
けないのですが。。

Q2. 今思う、⽇本⼥⼦⼤学の良いところ、好きなところはどんなところですか?

A. 卒業後 30 周年の同窓会ではたくさんの友⼈と再会することが出来ました。いつまでも変わらない「ポン⼥卒」の互いの結束⼒の強さに驚かされ、素敵だなと思いました。

Q3. ショッピングセンターと住宅では建物の⼤きさが全く違うと思うのですが、迷い
や不安はなかったのでしょうか?
A. 元々どちらも興味があったのですが、きっと後々関わることが難しいと思い、まずは都市計画に携わることを選択しました。プロジェクトスパンも⻑く、地⽅の案件が多かったので出張も⼤変多かったです。今でも担当物件が町の中⼼に残っているのは⼤変誇らしいです。しかしワークライフバランスの難しさが分かっていましたし、仕事復帰の際にやりたいことがはっきりしていたので、迷わず住宅業界に進みました。関わるもの、ことは⼤分違いますが、何か創り出す楽しさはそれぞれにあります。今となっては両⽅とも関わることが出来たので満⾜しています。

Q4. 独⽴した時、⼀番最初の顧客はどのように⾒つけましたか?どのよう繋がりまし
たか?

A. 現在請け負っている住宅メーカーに契約社員として働いていたため、独⽴後もそのまま旧知の担当者から仕事を頂いています。その後は周りの⼈からも徐々に仕事を頂けるようになりました。⼈とのつながりの⼤切さを痛感しています。

<⼭﨑佳⼦さん>

Q1. 今後新しくチャレンジしてみたいことはありますか?
A. 今回の講座を通じて感じたのですが、フラワーコーディネートが住まい・インテリアに、より密接なものと感じていただけるようになれば良いなと思いました。今後の仕事を通じて伝えていければと思います。また、現在フランス語を勉強しているので、コロナ後に渡仏した際には現地のフローリストと通訳を介さずコミュニケーションが取れるようになっていれば良いなと思います。

Q2. 今思う、⽇本⼥⼦⼤学の良いところ、好きなところはどんなところですか?

A. しっかりと⾃分の意⾒を持ち、⾏動・発⾔する学⽣が多く(⾃分⾃⾝はそうでもありませんでしたが)刺激をもらうことが多かったように思います。

Q3. 私だと留学後の⾃分の⼈⽣や就職に不安を感じてしまってなかなか踏み出せない

なと思いました。その勇気がすごいです!
A. 勇気があったわけではありませんが、当時は「不安<希望」のような⼼境だったのだと思います。現在であれば、会社を休職しながら留学するなど、様々な選択肢もあるのかなと思います。

Q4. カルティエに就職されたとのことでしたが、⽇本での就職でしょうか?また、イ

ギリスに留学を決めた時期にその後の仕事につながる確信はどのくらいありました
か?
A. 帰国後、就職活動をして⽇本で就職しました。留学を決めた時はその後の仕事につながる、という確信はほぼありませんでした。帰国後はなんとか仕事につなげていくしかないと思い、就職活動をしていました。

Q5. 独⽴した時、⼀番最初の顧客はどのように⾒つけましたか?どのよう繋がりまし

たか?
A. 花の仕事をはじめることをお知らせした前職の先輩の紹介で、企業の仕事をいただきました。今回の住居の会でのイベントもそうですが、友⼈や知り合った⽅が仕事をつなげて下さったり、助けていただくことが多いので、⼈間関係はとても⼤切だと実感しています。

(アレンジメントを⾒ての感想):⼀⾒シンプルですが、ポイントに遊び⼼があるの
がいいですね!
A. ありがとうございます。例えば⼀種類の花を飾るにしても、どの花を選ぶのかは、飾り⼿の思いがそれぞれにあるので、今後どこかでお花を⾒た際にはそれを想像ながら⾒ていただくのもおもしろいかと思います。

 

■動画配信について

参加のお申し込みをされた方で、以下のZoom録画のご視聴を希望される方は、wakate@jyukyo.net (担当:茂木)までご連絡ください。
追って動画のリンク先をご案内致します。
(動画の視聴は、お申し込みの時期に関わらず 2021年11月末日までとします。)

動画①:イベント録画
動画②:おまけ動画(コーディネートの工夫など)