題名 「ラビリンス」 キャンヴァス 油彩 227×162cm
新制作展 日本女子大学成瀬記念館蔵
在学当時、「絵画デッサン」の授業を担当していらした荻太郎先生から大きな影響を受けて、絵の道を目指す事になりました。一旦は建築と離れてしまったのですが、再び、絵の中で都市や建物がテーマとなり、ここ20年ほど、この都市シリーズを続けています。イメージ・ソースはイタリアの古い町や広場、建物などですが、どこかで見たことのあるような、でも実際にはどこにもない町を、自由に創造していけたらと思っています。
山口 都(23回生 画家・新制作協会会員)
作 家 略 暦
在学中より朱葉会展に出品、以後毎年出品(東京都美術館)
日航賞(’87)、東京都都知事賞(’93)、文部大臣奨励賞(’96)、会員賞(’04)など受賞
1973 | 日本女子大学住居学科卒業 |
1980~ | 新制作展に出品(東京都美術館、京都、名古屋、広島を巡回)、 新作家賞受賞('93、'94、'95) |
1980 | ブルガリア建国1300年記念国際展に招待出品(ブルガリア美術連合主 催、ブルガリア・ナショナル・ギャラリー、ソフィア) |
1989 | 第32回安井賞展に入選(財団法人安井曽太郎記念会、毎日新聞社、西武美 術館主催、西武美術館、高松市美術館などを巡回) |
1992 | 日本女子大学成瀬記念館絵葉書原画制作('94、'99) |
1993 | ホテル・アリマックス(渋谷)エントランス・ロビーのタピストリー原画制作 |
1994 | 第28回文化庁現代美術選抜展に招待出品(文化庁主催、郡山市立美術館など巡回) 第1回「感動する人と自然大賞展」にて優秀賞受賞 |
1995 | 「日本女子大学住居学科絵画デッサン教室の現在まで ――荻 太郎と亀本信子・山口 都展」がひらかれる。 (日本女子大学成瀬記念館主催) |
1997 | 第40回安井賞展に入選(セゾン美術館、島根県立博物館などを巡回) |
1997 ~98 | 平成9年度文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊、1年間フィレンツェ に滞在 |
個展(銀座・ギャラリー・オカベ、「記憶の都市―山口 都展」、池袋・西武、銀座・光画廊など)、その他グループ展 | |
現在 | 新制作協会会員、朱葉会理事、日本美術家連盟会員 日本女子大学住居学科講師 |
(敬称略)