母が紡いできた日々の手作りものがたり84 ~十の手仕事展~
布、糸、革、土、色、文字。 手の時間から、暮らしへ。
洋服、帽子、バッグ、刺繍、革工芸、織物、絵、書……。
暮らしの中から生まれた、母の個展「十の手しごと展」を名古屋にて開催します。
建築という、暮らしの場をつくる仕事に携わる私の原点も、母の手にあります。
母は、手づくりが大好きで、朝から晩まで、ずっと手を動かしながら、暮らしに関わるさまざまなものを生み出してきました。
娘として、そばで見続けてきた手仕事のあたたかな時間。
布や糸、土や革に触れながら、少しずつ形になっていくその営みは、日々の暮らしをやさしく支えてきました。
1年9か月前、母は体調を大きく崩しました。
現在は介護施設で、穏やかな時間を過ごしています。
言葉は少なくなりましたが、手に宿る記憶は、今も確かに残っています。
暮らしとは、母の手が教えてくれた静かな強さ。
その記憶を、建築に関わる娘の視点から空間としてそっと編み直し、
歴史的建築である名古屋市東区の
〈文化のみち橦木館〉 の落ち着いた佇まいと重ね合わせました。
手のぬくもりと、建物が重ねてきた時間。
そのやさしい重なりを、感じていただけたら嬉しいです。
お散歩がてら、どうぞあたたかな手仕事のぬくもりを感じにいらしてください。
■開催日時
2026年4月7日火曜日 ~ 4月12日日曜日
7日火曜日 13時〜17時
8日水曜日〜11日土曜日 10時〜17時
12日日曜日 10時〜15時まで
■開催場所
文化のみち橦木館 https://shumokukan.jp/
〒461-0014 名古屋市東区橦木町2丁目18番地
■入館料 200円
■主催者 MAYA建築Lab.(株) 代表:中垣麻野


