【ご報告とお礼】緊急プロジェクト:住居学科1年生への平行定規提供

先日は「緊急プロジェクト:住居学科1年生のために平行定規をご提供ください!※」に対したくさんのご協力いただきましてありがとうございました。活動の中心となって動いてくださった佐藤由紀子さん(住居学科非常勤講師/39回生)よりご報告とお礼のメッセージ、そして平行定規を譲っていただいた1年生の皆様からも感謝の言葉をいただきました。

※住居学科1年生のために平行定規をご提供ください!プロジェクトURL→https://jyukyo.net/news/6468/


■佐藤由紀子さんからのご報告とお礼
過日は1年生のために製図板をご提供くださりありがとうございました。
有志によるボランタリーな活動として始まったこの取り組みに対し、ご提供(16台)と貸与(2台)のお申し出をいただき、うち、8組のマッチングが成立しました。
呼びかけを始めた当初は学生からの応募は3〜4名程度と予想していましたが、実際は予想を超え、8人もの学生の応募があり、全ての希望を叶えることができました。

製図板登録に際しては、付属品のご提供のみならず、郵送費のご負担、参考書や製図用品のご提供までお申し出くださった方も多数いらっしゃいました。さらには自分の製図台が学生さんに活用してもらえることが嬉しいと感謝のお言葉までくださった方も多数いらっしゃいます。
私自身もOGの皆さまの暖かいお気持ちに胸が熱くなりました。改めてお礼申し上げます。

一方、約半数の皆さまにつきましては結果としてマッチングすることができませんでした。
大学が購入を推奨している製品がマグネット式だったり、建築士試験で使用する製図板がA2サイズであることなどから、学生のほとんどが持ち運びできるA2マグネット式の譲渡を希望した模様です。

対象を上級生にまで広げられれば結果も違ったかもしれませんが、学生への告知手段が限られていたことや時間的・人的な限界もあり、対象を1年生に絞らざるを得ませんでした。全ての善意を活かせなかったことは大変心苦しく申し訳なく存じます。(勝手ながらご登録は9月15日をもって解除させていただきました。)

ただ、8組ものマッチングが成立できたのは多くのご提供があったからに他なりません。学生は製図板だけでなく、受け渡し方法や送料負担など様々なお申し出条件から選択する自由を与えられました。
まだ同級生とも知り合えていない1年生たちにとって、住居学科の先輩達の応援や善意は大きな勇気も与えたようです。

先週、後期初めての製図の授業がありました。オンラインでの演習授業はかなり大変で不安も大きい様子です。
学生と直接コンタクトされた方々におかれましては、今後も暖かく見守っていただければ幸いです。

最後に、製図板を譲渡していただいた学生たちから、ご協力くださいました全ての先輩方に向けてメッセージをもらいましたので取りまとめた資料を下記に添付いたします。ぜひ、ご一読ください。

何かの時に助け合える同窓生のネットワークはとても素敵で心強いですね。
多くの皆様のご協力に感謝いたします。本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


■平行定規を譲っていただいた学生の皆様からのお礼
こちらをクリックするとPDFが開きます。


今後も住居の会として、先輩として、学生の皆様にお役に立てる活動を広げていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。