望月 彩子(10回生)
作品名:Last order
手法:アクアチント・ソフトグランド他
大きさ:220×145(mm)
制作年 :2004
最後の晩餐はやはりたっぷりしたお椀に入れた山盛りの白いごはんと美味しい酒でしょう。そんな想いを抱きながら作品に仕上げてみました。
(2004八雲展 2004多摩美生涯学習講座版画展 出展)
銅版画を始めた理由
長い職業生活から老後の世界に如何に軟着陸するか。課題でした。建築設計・インテリア・教職と建築の世界から付かず離れず30年近く働き続けましたが、全てを離れた時多摩美術大学の生涯学習講座で銅版画という私にとっては新しいジャンルに出会い、その深い魅力にはまりました。無事軟着陸に成功したと思っています。版画教室の先生方(渡辺達正、久保卓冶、黒田茂樹、伊達木明人、大矢雅章)に恵まれあっというまに5年が経ちこんな作品をお目にかけてもいいかなという心境になりました。
他の作品
作品名:Dog in dream
手法:ソーラープレート
大きさ:295×205(mm)
制作年:2003
愛犬との別れを1枚のメモリーに残したくて、犬との生活のなかで一番幸せな表情の写真をもとに、大好きな風景、愛情をこめて育てた白薔薇の断片をソーラープレートという手法で作品に残しました。
版画展出品
多摩美術大学生涯学習講座版画展 2001 2002 2003 2004 (於 文房堂ギャラリー)
八雲展 2001 2002 2003 2004 2005 (於 品川区立O美術館)
第一回「すみの会」作品展 2001 (於ギャラリーはんなび)
家略歴 望月 彩子(10回生)
1960年 | 日本女子大学家政学部生活芸術学科住居専攻卒業 竹中工務店東京支店設計部 |
1962 | 設計連合一級建築士事務所 |
この間約10年 子育てに専念 | |
1980 | 三井ホーム株式会社業務委託インテリアコーディネ‐ター |
1991 | 群馬女子短期大学助教授~教授 |
2001 | 高崎健康福祉大学短期大学部教授 |
2003 | 定年退職65才 |
~現在 | After 65 65http://a-demain.petit.cc/ 薔薇と犬と銅板画の世界を模索しながら彷徨しております。 |
資格 | 1級建築士 インテリアプランナー |